新装「銀座千疋屋」の目玉メニュー 限定メロン特割も

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 松坂屋銀座店は4月に大型商業施設「ギンザ シックス」に生まれ変わり、プランタン銀座も「マロニエゲート銀座」としてこの3月に再出発。あのソニービルも、再開発を目指し、まもなく解体工事が始まる。

 街の新陳代謝が進む銀座で、1894年創業の老舗高級果物店「銀座千疋屋」もリニューアルする。

 不動産関係者の話。

「改装する5丁目の店舗は、1994年に建てられたもの。当時は8丁目にも店舗があり、そちらが本店だったのですが、経営不振で99年に閉店。その後5丁目が本店となりましたが、老朽化が進んでいましたね」

 広報担当者が説明する。

「再来年の創業125周年を見据えて、このタイミングでの改装に踏み切りました。クラシカルな雰囲気を踏襲しつつ、最新の設備も導入します」

 大きな変化としては、1階のショップ、2階のパーラーともに、照明をLED化したことだそうで、

「果物本来の色鮮やかさが際立つようになりました。果物やスイーツを、目でもより楽しめるようになると思いますよ」(同)

 今月3日の新装開店を記念した商品も登場。目玉は、庶民は手の出せないあのフルーツだ。

「静岡県産のマスクメロンです。1万2960円を、8640円で提供させていただきます。1日30玉で、9日までの限定です」(同)

 スイーツ女子にはこんな新メニューが。

「人気メニューのフルーツポンチのフルーツを1・5倍に増量します。シロップには白ワインを使い、ハーブで香りも付けました。初代とは違った味を楽しめます」(同)

 お代は1・2倍の1296円也。

週刊新潮 2017年3月9日号掲載

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