ミニロケット打ち上げ失敗の責任問題 低コスト実験 

社会週刊新潮 2017年1月26日号掲載

 新年一発目の打ち上げだったが、幸先の良いスタートとは行かなかった。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、1月15日に発射したロケット「SS520」。昨年4月、お粗末な人為的ミスで運用を断念し、約300億円をふいにしたX線天文衛星「ひとみ」の汚名返上も兼ね、何としても成功を収めたかったに違いない。が、あえなく、失敗に終わってしまった。

 JAXA広報部によれば、

「打ち上げ20秒後までは正常でした。ロケットの状態は、常に地上に送信されてくるシステムなのですが、突然、モニター画面に何も送られてこなくなったのです。

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