税金310億円で「ひとみ」失敗…虫が良すぎるJAXAの後継機要求

社会週刊新潮 2016年7月28日号掲載

「失敗したわけではない。勉強したのだと言いたまえ」――かのエジソンは科学者達をこう激励したというが、さすがに今回は勉強代が高すぎである。

 JAXA(宇宙航空研究開発機構)は今月14日、X線天文衛星「ひとみ」の後継機の開発許可を、所管する文科省に要求した。言うまでもなく「ひとみ」は、宇宙観測を目的として今年2月に打ち上げられたものの、姿勢が安定せず空中分解。税金から拠出された310億円が宇宙の塵と消えたのは記憶に新しい。

 科学部記者が解説する。

「JAXAはその後の調査で、空中分解の原因を2つに絞りました。

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