栗山千明、“完全整形”ドラマがスタート 原作との違いは

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 元々美人なのだが、整形疑惑なんて噂もあった栗山千明(32)が、とうとう完全整形――。

 もちろんドラマでの話だ。11月18日にスタートしたNHK総合のドラマ10「コピーフェイス~消された私~」(金曜22時・全6回)だ。

NHK総合のドラマ10「コピーフェイス~消された私~」

 旅客機の墜落から九死に一生を得て、完全整形により元に戻ったはずだったが、鏡に映った私は私でなかった……。米国の人気女流作家サンドラ・ブラウンの同名小説(『私でない私』を改題・新潮文庫)を原作としている。

「うまく設定を日本に置き換えていると思います。同じ旅客機に乗り合わせた2人の女性、原作では上院議員候補夫人とTVリポーターが手術によって取り違えられますが、ドラマでは美容外科クリニック理事長夫人とクリニックの不正を暴こうとする女性記者とが置き換わる。第1話でそこまで明かしたテンポもいい」

 とは初回を見た上智大学の碓井広義教授(メディア論)である。

 共演には、佐藤隆太、玉置玲央、芦名星、田島令子、寺田農ら。ただ、いくら完全整形とはいえ、指紋やDNAまで手術で替えることはできない。あっさりバレてしまいそうだが、

「栗山さんは外見は理事長夫人のまま、内面は記者であることを悟られないよう、二面性を演じ分けていくのでしょう。なかなか難しい役どころでしょうが、上手くいけば彼女の代表作となるかもしれません」(同)

 やたら高慢ちきな理事長夫人と、優しい女性記者を演じる栗山千明の見比べだ。

週刊新潮 2016年12月1日号掲載

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