12月6日、中国軍の戦闘機が航空自衛隊の戦闘機に向けて、レーダーを照射した。ミサイル発射の一歩手前とも取れる行為で、狼藉ぶりも甚だしい。諸外国の周囲でも度を越した挑発を繰り返す彼の国に、われわれはどう対処すべきか。
12月7日の午前2時過ぎ、小泉進次郎防衛相(44)が、中国の戦闘機による「レーダー照射」について、臨時で記者会見を開いた。その経緯を、防衛省担当記者が振り返る。
「ことの発端は5日、中国軍の空母『遼寧』が沖縄本島の北西側の海に姿を現したことです。...
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ドナルド・トランプが批判される“わいせつ発言”が、これまでとは次元が違う理由
時あたかも決戦まで1カ月、10月8日のことである。ニューヨーク5番街のトランプタワーが崩壊する音を、我々は聞いたのかもしれない。
同日付のワシントン・ポストは、共和党候補ドナルド・トランプ(70)の、女性への侮辱的な発言を収めた2005年の動画を公開したのだった。
過去8度、大統領選を見てきた外交ジャーナリストの手嶋龍一氏は、
「トランプは今までもマイノリティやハンディキャップのある人、女性について蔑視と取れる言動をしてきました。しかし、生のやり取りが録音され、タブロイド紙でなく、ワシントン・ポスト紙がこの時期に公表に踏み切ったのは、まさしく異例の事態です」
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