「とちょう保育園」実験スタート 定員48人
ことの性質から都市部に多い傾向とはいえ、待機児童数ワースト・ワンという不名誉な座に就くのは、メトロポリタンならではの“悩みの種”か。
全国で約2万3500人とされる待機児童のうち、約8400人を抱える東京都。打開策とまではいかないが、「保育園運営」という試みに打って出るという。その名も「とちょう保育園」。
10月3日オープンの施設は、東京都人材支援事業団が設置し、現場は公募選定された社会福祉法人が運営。0~2歳までが対象の事業所内保育所で、なんと、都議会議事堂の1階部分で開所するという。
東京都総務局人事部職員支援課の担当者によると、
「保育所なので低層階がいいだろうと探した結果、この場所に決まりました。直近は議会の執務スペースでしたが、昔は食堂として使っていたため、インフラが整っており、保育園に改装したのです」
床は木の板張り、もちろん子供用のトイレも設置。広さは約500平方メートルあるうえ、場所柄、セキュリティも万全と言うほかあるまい。
「数百円で、簡単な朝食を親子で食べることもできますし、さらに紙オムツや、シャツや短パンなどのレンタルもあります」(同)
聞けば聞くほど至れり尽くせりだが、問題は、わずか48名という定員。そのうちの半数は、都の職員と近隣企業の従業員に枠が設けられ、残り半分が都庁の建つ新宿区民の枠に。フルタイムで働く親の子だけでなく、3カ月ごとに募集する定期利用も可能だが1日2名限定と、いずれも狭き門だ。
「都も自分たちで作ってみようと、以前からの念願だったのです。これを機に、シンボリックなものにしたいと考えていますが、どういうニーズがあるか判りませんので、いろいろと試して行くつもりです」(同)
速報「石破総理の来阪で票が減った」「お辞めにならないのでは、モラルが崩壊」 自民党内部から“石破おろし”の大合唱が
速報紀子さまの「私は恐れるものはありません」ご発言の“真意”とは 職員へのご指導はエスカレート「対人関係を“勝ち負け”という尺度で測られている」
速報さや氏は「核武装」肯定、トンデモ憲法案にオーガニック路線も… 「参政党」を理解できない人が見落としている“熱狂の本質”