「相武紗季」夫、山田優や菜々緒を無断で広告に使用

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 もちろん、夫婦の間でも相手に言えない秘密の一つや二つはある。相武紗季(31)の夫も父の“職業”を明かすのは、ためらいがあったのかも知れない。だが、最盛期で10本近いCMに出演していた相武にとって、新たに出てきた「ルール違反」はどう映ったのだろうか。

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芸能人のブログでも紹介された

 1年半という交際期間を経て今年5月、36歳の一般男性とゴールインした相武だが、夫の家族が「一般的」でなかったことは、本誌(「週刊新潮」)も報じた通りである。父親が九州の武闘派暴力団「二代目道仁会」の副会長であり、内部抗争の結果、射殺されていたのだ。もっとも親は親、子は子である。

「相武さんのご主人は真面目だし、物腰も柔らかい方です。大学を出て、不動産会社などで働いた後、マスカラなどの化粧品を扱う『スカイ・グループ』を立ち上げて、今では売り上げも15億円近くある。わずか2年でここまで育て上げた経営手腕は大したものですよ」(化粧品業界の関係者)

 会社が急成長できたのは、渋谷のクラブなどで働いていた時代に培った芸能界人脈があったからと言われている。スザンヌや佐々木希といった人気タレントにマスカラなどの自社製品を使ってもらい、それが彼女たちのブログに載るとドラッグストアなどで飛ぶように売れた。いわば“口コミ”が当たったというわけだ。

 ところが、ゲリラ戦法はいつまでも通用するものではない。夫のやり方に芸能界から「ルール破り」との批判が持ち上がったのだ。

■プロダクションの怒り

 芸能関係者が言う。

「今年の4月ごろ、東京都心にある量販店『ドン・キホーテ』の5店舗でスカイ・グループの商品に『菜々緒』、『西内まりや』、それに『山田優』を起用したPOP広告が見つかったのです。“私も使っています”という内容だった。いずれも人気タレントでテレビCMなら数千万円のギャラが必要ですが、スカイ・グループは勝手に彼女たちの顔写真を使っていたのです」

 なるほど、ギャラを払わずに化粧品の宣伝が出来るのならこれほど美味しい話はない。菜々緒が所属する「プラチナムプロダクション」に確かめると、

「最初、芸能関係の方から“ドン・キホーテで(POPを)見たよ”と言われたのが気が付いたきっかけでした。“菜々緒ちゃん、マスカラのCMもやってんの?”と言うからビックリしたわけです」(広報担当者)

 プロダクションから指摘を受けたスカイ・グループが慌ててドン・キホーテからPOPを撤去したのは6月のこと。だが、この手の違反行為は芸能界にとってタブーである。特にシュウ・ウエムラの広告に出ていたこともある山田優の「ケイダッシュ」(所属は系列事務所)、現在もカネボウ化粧品のCMに出ている西内まりやの「ライジングプロダクション」の怒りは相当なものだった。

 その、ライジング社の担当者が言う。

「8月の上旬に、相武さんの事務所(ボックスコーポレーション)に連絡したうえでスカイ・グループに抗議しました。例のPOPは他にも埼玉の店にもあったと聞いたので全国展開されたのではちょっとね」

 そこで、スカイ・グループに確かめると、

「弊社の管理体制の不備により肖像権許可をえていないPOPが流出してしまった事は事実であり、関係各位はじめ、深くお詫び申し上げます」

 と書かれたFAXが送られてきた。かつて「CMクイーン」と呼ばれた相武の夫なのに、芸能界の重鎮たちを怒らせるとは先が思いやられるのである。

「ワイド特集 掟破りの掟」より

週刊新潮 2016年8月25日秋風月増大号掲載