水素水を飲むなら水道水のほうがいい?――“生みの親”が反論

食・暮らし週刊新潮 2016年7月28日号掲載

 伊藤園やパナソニックなど大企業も参入し、水素水の市場規模は間もなく300億円台に達するという。日本医科大学の太田成男教授(細胞生物学)らが2007年に論文を発表したことで知られるようになったこの水は、脳梗塞や認知症などに効果抜群と喧伝されているが、これに否定的な向きも少なくない。

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 厚労省が所管する独立行政法人「国立健康・栄養研究所」も、水素水に関して、HP上である情報を公表した。更新された素材情報データベースの記述を抜粋すると、

〈俗に、「活性酸素を除去する」「がんを予防する」「ダイエット効果がある」などと言われているが、ヒトでの有効性について信頼できる十分なデータが見当たらない〉

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