毎日のお弁当に冷凍食品禁止? じゃ、一体何入れればいいんですか?

食・暮らし2016年4月12日掲載

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「お弁当に冷凍食品禁止の幼稚園があるって本当ですか」――先日、母親向け交流サイト「ママスタジアム」に寄せられた書き込みと、「うちの幼稚園はそうです」「手作りのみならず、NG食材もあります」といった驚愕の回答は、多くの母親を恐怖と絶望のどん底に陥れた。

 これまでにも、「Yahoo!知恵袋」やTwitterなどに、同じような書き込みがなされたことはあったが、今回は多くの母親の目にとまる、母親向け交流サイトへの投稿だったことから、「お弁当に冷凍食品NGは都市伝説ではなかった!!」という衝撃の証言が数多く集まったようだ。

 冷凍食品の使用禁止だけでなく、「ハムやウィンナーなどの加工食品や練り物の禁止」「デザートや果物はNG」という書き込みも。

 平日ほぼ毎日お弁当を作る母親からすると、「じゃ、一体何入れればいいんですか?」状態だ。

 都内の幼稚園に4歳の娘を通わせているOさんは、ある日のお迎え時に,担任の先生から「冷凍食品禁止とは言わないけれど、お母さん、もうすこし手をかけてあげてね」とやんわり注意を受けた。料理が苦手なため、見栄えが良くて、娘も好きな冷凍食品に頼りがちになっていたのだが、「毎日チェックされてたのか……」と冷や汗が出たという。

 おにぎりにおかずを2、3種類……考えただけで頭が痛くなったOさんだが、なるべく手間をかけずにボリューム感があり、見た目にも美味しそうなお弁当作りに頭を悩ませる毎日を送っている。

 4歳と2歳の男の子の母親でもある『ただ材料を混ぜるだけ、発酵は冷蔵庫におまかせ! 簡単もちふわドデカパン』の著者の料理家、吉永麻衣子さんは「パン自体を手作りしちゃうと、意外に弁当作りを時短できますよ」という。

夕飯の残りものを混ぜ込んだ手作りパン弁当だ。

 手作りパン?と聞いて、いきなり引いてしまった人も大丈夫。生地は前日ぐるぐる混ぜるだけで時間にして5分、冷蔵庫にその生地を入れるだけ。翌朝トースターで15分焼けば完成の簡単なパンは、サンドイッチを作るよりずっと手間いらず。具材を野菜炒めやきんぴら、カレーなどに変えればアレンジは無限大。しかも、主食のパンに野菜や肉を入れるので、おかずの品数も減らせて一石二鳥。色とりどりの切り口は、お弁当箱を華やかに見せてくれる。

 パンから手作りと聞けば、冷凍食品NGという幼稚園も文句はあるまい。お弁当作りを楽にするのも、結局知恵の勝負なのである。

デイリー新潮編集部