難題山積みの生前退位を可能にする“ウルトラC”とは?〈生前退位の大疑問〉

社会週刊新潮 2016年7月28日号掲載

 すでに報じられている通り、直近で天皇の「生前退位」が行われたのは1817年、光格天皇にまで遡る。1947年に制定された現行の皇室典範はもちろん、1889年制定の旧皇室典範にも、そうした規定はなかったのだ。

「まずは典範の改正が不可欠ですが、退位の自由を認めるのなら即位の自由も、といった議論は必ず沸き起こるでしょう」

 とは、皇室典範に詳しいさる法学者である。のみならず、

「小泉政権下では女性・女系天皇について検討すべく典範改正が俎上に載せられましたが、悠仁さまのご誕生で立ち消えに。

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