緊急寄稿 トランプ大統領誕生で『カエルの楽園』が予言の書になる日――百田尚樹(作家)

社会週刊新潮 2016年5月26日号掲載

 ヒットしているのに、大マスコミが黙殺している書がある。ファンタジー小説『カエルの楽園』(新潮社刊)だ。平和を求めて旅するカエルたちがぶつかる現実。それは日本の危機そのものだ。米大統領選でトランプ氏が突きつける主張を著者の百田尚樹氏が読み解く。

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 アメリカ大統領選でドナルド・トランプ氏が共和党の候補になったというニュースは、日本のリベラル層と保守層の両方に衝撃を与えました。というのは、トランプ氏が公約の一つとして掲げている中に、「在日米軍の駐留費用を日本が全額負担しなければ、米軍を引き揚げる」というものがあるからです。

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