イラン総選挙“改革派伸長”でも「ロウハニ」の綱渡り

国際週刊新潮 2016年3月10日号掲載

 歴史的な核合意が行われ、経済制裁解除とみるや各国代表のイラン詣でが喧しい。

「昨年夏以降、日本はもちろん、英仏独伊露中韓……と引きも切りません。石油埋蔵量は世界4位、天然ガスは世界1位、設備は老朽化、購買力もある8000万人級の市場がオープンとなれば、“ラスト・フロンティア”です」(経済部記者)

〈悪の枢軸〉と名指しされた過去に逆戻りせぬか、2月26日に行われた総選挙が注目された所以(ゆえん)だ。

「首都テヘランの30議席はロウハニ大統領支持の“改革・穏健派”が独占する勢いで、対外融和路線を進める現政権が支持されたと見てよいのでは。

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