麻生太郎の名前もある兜町の風雲児「中江滋樹」政界工作秘密リスト

政治週刊新潮 2016年2月25日号掲載

 ボサボサの髪に無精髭、太った体を三つ揃いのスーツにしまいこみ、下駄ばきで兜町を闊歩する。そんな奇矯な姿の中江滋樹氏(62)が世を騒がせたのは1980年代の前半。「投資ジャーナル事件」で集めた約600億円の一部は政治家に流れたとも、アイドルの“水揚げ”に使ったとも――。

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「レストランに連れて行かれると、兄貴がステーキを食べている横で俺はオムライスを頼んでいた。差額の500円を親父にくれと言ってコツコツ貯め、それで株を始めたんだ」

 そう話す中江氏が、株の世界に首を突っ込んだのは滋賀の彦根東高校に通っていた頃だ。

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