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「寝室問題」は皇室にもあった 昭和天皇が変えた「寝室」の作法
夫婦の寝室を別にするかどうか。それは、ときに大問題となる。天皇も例外ではなかった。
「一人で寝ても必ずしもうまくゆくとは限らぬ」
昭和59年(1984年)1月5日。皇后と寝室を別にしては、という侍従・卜部亮吾の提案に、天皇はなかなか首を縦に振らなかった。『天皇陛下の私生活 1945年の昭和天皇』の著者、米窪明美さんが言う。
「その6年半前に那須御用邸で腰椎を骨折して以来、皇后さまは体力、気力、記憶力などの減退に悩まされていました。...
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中国がアメリカにとって代わる日は来ない 「習近平を最もよく知る外交官」が分析
中国がアメリカを超える日は来るのか。この問題については多くの識者が議論をしてきており、その見方は「世界一の大国となる」から「もうすぐ崩壊する」まで様々だ。2006年から2010年まで駐中国大使を務めた宮本雄二氏は、新著『習近平の中国』の中で、次のように分析している。(以下は同書より抜粋)
■既存秩序の最大の受益者
中国が現在の国際秩序の破壊者となることは自殺行為である。
私の観察では、中国が経済リベラリズムに依拠する既存の国際経済秩序を否定したり、破壊したりすることは考えられない。...
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