TPPからアメリカが突如の離脱 日本列島が蒼ざめる「最悪シナリオ」2016(6)

社会週刊新潮 2015年12月31日・2016年1月7日新年特大号掲載

 足かけ5年、TPPが関係各国の大筋合意を見たのは、2015年10月のこと。国のエゴとエゴがぶつかる交渉の激しさは、甘利明・担当相のあまりに変わった髪の色が物語るが、ここへ来てまさかのシナリオが出てきた。

「アメリカが離脱する可能性が高くなっています」

 と語るのは、外務省の関係者だ。

「TPPを批准するには、議会の承認が必要。が、米議会は反対が多数を占めていて、批准できないままオバマは政権を去ることになりそうですし、次期候補のクリントン、トランプも反対を表明しているのです」

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