近いか遠いか東京から2100キロ! 北京の汚染大気に侵される「日本列島」は大丈夫か?

中国週刊新潮 2015年12月24日号掲載

 北京市が赤色警報を出したのは12月7日のこと。これは同市が定めた、大気汚染の深刻さを表す4つの警報のうち最悪のもので、それが初めて出されたのだ。

 翌朝発表された北京中心部での微小粒子状物質PM2・5の濃度は、1立方メートル当たり268マイクログラムと、日本の基準値の7倍を超えていた。だが、実は赤のひとつ手前のオレンジ警報が出された11月30日には、その3・5倍近い976マイクログラムを観測していたのである。

「赤色警報は、深刻な大気汚染が72時間以上続くと予想されると発令されるものですが、11月末には72時間以上続いたのに、オレンジ警報で終わった。

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