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昭和末期の頽廃がカルト宗教の揺り籠
バブルの饗宴の陰で、数々の宗教団体が生まれていった昭和末期。その中には、後に「カルト」として社会問題化する教団が含まれていた。時代の何が彼らを生み出したのか。
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オウム真理教による化学兵器サリンを用いた無差別テロなど一連のいわゆる「オウム事件」。「足裏診断」で1000億円近くをかき集めた「法の華三法行」の巨額詐欺事件。
これらカルト団体の起こした事件の他にも、刑事処分こそ取られていないが、幸福の科学が「フライデー」の記事に抗議して講談社にデモをかけ、電話やFAXで通信をマヒさせた「フライデー事件」や、布施返還訴訟や教祖のセクハラ裁判を発端にメディアで批判され、次々とメディアを訴えたコスモメイト(後のワールドメイト)の訴訟濫発などは、世を大いに騒がせた。...
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“いざ、ビッグバンへ!”を連呼する「幸福の科学」大川隆法総裁〈なぜ「新興宗教」指導者の演説に惹きつけられるのか(1)〉藤倉善郎
今や信者数が1000万を超えるものまである新興宗教の世界。何故、数多の人がのめり込むのか。“吸引力”の枢要は、指導者の演説にあるという。ジャーナリストの藤倉善郎氏が“カリスマ教祖”たちの話術を分析し、聴衆を惹きつけ魅惑する秘密の“仕掛け”に迫る。
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壇上に立った男は、少し神経質そうな様子で用意したメモに触っている。会場には彼の話を聞こうと数多の人が集まり、ざわついていた。私語が飛び交い、ざわめきはなかなか収まらない。1分経ち、2分が過ぎ、3分が経過しても、男は一言も発しようとしない。...
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