金メダリストを支えてきたトレーナーが明かす「肩凝り」「腰痛」解消法 すぐに効果を実感できる「ふるふる体操」とは?
無理なくできる運動だけで栄冠を
一般の生徒さんでは、60代の鈴木多美子さんがその代表例です。彼女は50歳までほぼ運動経験がない、至って普通の女性でした。ですが私たちが指導を始めてから体がどんどん若返り、「赤いちゃんちゃんこではなく、赤いビキニが似合う体になりたい」とさらに向上心に火がつきます。そうして事務職に勤める傍ら出場した肉体美を決める大会「ベストボディジャパン2021」のプラチナクラスで、なんと準グランプリを獲得したのです(当時は59歳)。
驚かれるかもしれませんが、多美子さんはハードな運動など全くせず、「ふるふる体操」をはじめ、無理なくできる運動だけで栄冠をつかんだのでした。
じつは私には、なんとなく人間の体が「透けて見えるような瞬間」があります。それは若い頃に、病院に勤務していたことが土台になっています。そこでは臨床解剖などが行われ、人体を内側から見る機会が多くありました。一般的なトレーナーにはけっして経験できない医療現場で、筋肉はもちろん神経や骨、臓器に数多く触れる日々。さらにコンディショニングトレーナーとして独立してからも合わせると、20年、のべ3万人を超える体を触ってきました。いつからか、服を着ていても人の筋肉や関節、骨が動く様子がなんとなく分かるようになりました。
そのような経験から自信を持って言えます。「筋肉をヨコに揺らす」ことで、カチカチになった体の凝りや張りはきっと軽減できるはずだ、と。ぜひ本稿のふるふる体操を習慣にして、肩凝りや腰痛を楽にしてみてください。




