スタバ「抹茶クリームフラペチーノ」の抹茶は中国産 マクドナルド、ミスドは「中国産リンゴ」を使用 調査で判明した大手チェーンの「中国産食材」使用事情
【前後編の後編/前編からの続き】
行楽の秋で外食の機会が増えれば、安心安全な食材を口にしたいと誰もが望むだろう。だが、今回本誌(「週刊新潮」)が取り上げるカフェなどのチェーンで、中国産食材が使われたメニューの数は174にも及ぶ。店舗別「実名リスト」から読み解く知られざる実態をご紹介したい。
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【衝撃写真】「白菜の根元をホルムアルデヒド溶液に……」 中国で撮影された衝撃の光景 有名外食チェーンの「中国産野菜」使用の調査結果も
前編では、鳥貴族や磯丸水産など、大手居酒屋チェーンでの中国産食材の使用について、調査結果をまとめた。
中国産食材とは無縁に思えるカフェやコーヒーチェーンでも無回答が目立つ。
スターバックスは業界最大手だけあって、ホームページで原材料の産地を公開。人気メニューである「抹茶クリームフラペチーノ」の抹茶が中国産だった。
宇治をはじめ国産のイメージが強い抹茶だが、今や中国では官民挙げて「わが国こそが発祥の地」だと日本に対抗意識を燃やしているという。実際、中国共産党の機関紙「人民日報」では、25年の中国の抹茶生産量が全世界の7割にも達したと報じて胸を張る。
中国の抹茶生産量は、日本の倍以上
「中国産抹茶が台頭してきたのは、ここ数年です。大手のカフェチェーンなどで使われるようになったのには、世界的な抹茶ブームが背景にあります」
とは、静岡県立大学特任教授の中村順行氏だ。
「抹茶のラテやスムージーが欧米でも飲まれるようになり需要が急速に伸びています。スターバックスはブームの火付け役の一人といえるでしょう。そうした需要に日本産だけでは応えられなくなり、大量かつ安価で安定供給できる中国産が使われています」(同)
昨年の日本の抹茶生産量は5000~7000トン程度だったが、今年の中国における抹茶生産量は1万2000トン超。日本の倍以上に及ぶと推定されている。
「これまで日本産の抹茶が市場の価格形成に大きな影響力を持っていましたが、今後は難しくなると思います。日本は後継者不足に加えて茶園面積も少なく、急速に煎茶から抹茶生産に変えることができません。中国は大規模栽培による生産、さらに加工工程も日本とは異なるため生産コストを抑えられます」(同)
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