スタバ「抹茶クリームフラペチーノ」の抹茶は中国産 マクドナルド、ミスドは「中国産リンゴ」を使用 調査で判明した大手チェーンの「中国産食材」使用事情
抹茶同様、リンゴも中国産が主流に……
抹茶と同じくファストフードチェーンで多用されるのが、中国産リンゴだ。マクドナルドのホットアップルパイのほか、ミスタードーナツやサンマルクカフェでは、アップルジュースに中国産を用いていた。
弘前大学農学生命科学部教授の成田拓未氏に聞くと、
「昨年度、日本で消費されたリンゴは98万6000トンですが、約4割を輸入に頼っています。これだけの消費量を国産で賄おうとしても、まったく足りません。対する中国は、全世界のリンゴ生産量約1億トンのうち半分ほどを占める世界最大の生産国です。国土が広く栽培面積も大きいので価格が安い。日本の生産者は60代から70代が大半で、その人たちが今後リタイアすれば、その分だけ栽培面積も生産量も減っていくと考えられます」
抹茶同様、リンゴでも国産がパイを奪われつつあるのだ。外食チェーンがさまざまな事情から中国産食材を使う現実を前に、それを口にするもしないも消費者の自由である。そうした選択を手助けする上でも、企業が食材の情報を伝えるのは最低限の務めではないだろうか。企業の姿勢が分かる「実名リスト」が、店を選ぶ際の一助になれば幸いである。
前編では、鳥貴族や磯丸水産など、大手居酒屋チェーンでの中国産食材の使用について、調査結果をまとめている。






