通路上に「中国産タマネギ」の段ボールが… 「健康アピール」のそばチェーンでも中国産食材を使用 一方、鳥貴族は「おろしのわさびだけ」と回答
【全2回(前編/後編)の前編】
行楽の秋で外食の機会が増えれば、安心安全な食材を口にしたいと誰もが望むだろう。だが、今回本誌(「週刊新潮」)が取り上げるカフェなどのチェーンで、中国産食材が使われたメニューの数は174にも及ぶ。店舗別「実名リスト」から読み解く知られざる実態をご紹介したい。
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【衝撃写真】「白菜の根元をホルムアルデヒド溶液に……」 中国で撮影された衝撃の光景 有名外食チェーンの「中国産野菜」使用の調査結果も
大漁旗が掲げられた店内のいけすでは、生きの良さそうな青魚が泳ぎまわる。「活鯵の姿造り」「活貝盛り合わせ」などのメニューが書かれた札の上には、日本の漁船や漁港などで撮影されたと思しき写真が並ぶ。漁師たちが網にかかった魚を引き上げる様を見れば、店内で提供される食材も産地直送、日本近海で取れたモノだと信じてしまう。
都内を中心に店舗を展開する居酒屋チェーン・磯丸水産は、新鮮な魚介類を各々のテーブルで網焼きできる店として人気を集める。
だが、扱うメニューに中国産があるのか否かを本誌が尋ねると回答は寄せられず、ホームページにも産地についての詳細はなかった。
ホルムアルデヒド漬けの白菜をはじめ、タケノコなどにまで違法な加工が発覚。中国産食材への懸念が再び高まる中、本誌はこれまでに野菜のみならず回転ずしチェーンのマグロからのり、ガリにまで、中国から輸入された食材が使用されていることを報じた。
中国産食材の使用は「おろしのわさびだけ」だと明かした「鳥貴族」
そこで本誌は今回、居酒屋からカフェ、ファストフードなどの大手チェーン28ブランドに対象を拡げて、メニューに中国産食材を使用しているかを調査した。
調査に際しては各チェーンを運営する企業に、「中国産食材」を使用する品目全てと、具体的な食材を尋ねた。詳細な回答を寄せなかった企業については、実店舗やホームページなどを確認。
冒頭の磯丸水産のみならず、居酒屋チェーンでは魚民も無回答だった。中国産食材の使用を認めながら、詳細は差し控えると答えた串カツ田中も、ウェブサイトに産地の記述はなかった。
対照的なのは、広報担当者が口頭で対応した鳥貴族である。主力メニューの焼鳥から野菜まで国産にこだわり、中国産食材の使用は「おろしのわさびだけ」だと明かした。同じく、養老乃瀧も各種のメニューに中国産食材を使っていることを丁寧に回答した。
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