通路上に「中国産タマネギ」の段ボールが… 「健康アピール」のそばチェーンでも中国産食材を使用 一方、鳥貴族は「おろしのわさびだけ」と回答
「中国産です……」
すでに安価なものは中国産だと知れ渡るうなぎ料理のチェーンでも、情報公開の姿勢は明暗が分かれた。
うなぎ料理が自慢の名代宇奈ととは、メインメニューのうなぎはもとより、一部店舗の柴漬けまで中国産であると回答した。
一方、この数年で店舗数を急拡大してきた鰻の成瀬は、運営会社に何度も問い合わせたが「担当者に伝える」と言うだけで回答はなかった。そこで本誌が都心にある店舗を訪ねたところ、メニューの中で最も値の張る〈数量限定〉のうな重や蒲焼きだけ〈鹿児島県産〉だと明記していた。その他のうな重には産地の記載がないため店員に尋ねたところ、「中国産です……」と渋々認めたのだった。
通路上に「中国産タマネギ」の段ボールが
麺にこだわり、店内放送で“材料は粉と水だけ。保存料、調整剤などは一切使用しておりません”“皆様の健康のお役に立てれば幸いです”とアピールするそばチェーンのゆで太郎も「無回答」だった。
そこで都心にある店舗に足を運ぶと、トイレに向かう通路上にタマネギの入った段ボール箱が無造作に置かれていた。表書きには「中国産」とあり、扱う輸入業者の名前まで記載。この業者を調べると、2024年と25年に輸入したタマネギが食品衛生法違反だとして、厚生労働省から注意喚起を受けていたのだ。
改めて確認した事実を運営会社に問うと、タマネギに関しては「中国産です」と回答したが、その他の食材については言及を避けた。
後編では、スターバックスコーヒーやミスタードーナツなどの大手チェーンでの「中国産食材」の使用について、調査結果を紹介する。





