「巨人と織田投手」にあったのは密約か「ギリギリのにおわせ」か

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「一つの危機であった年だと」

 巨人は23日、球団OBでヤンキースGM特別アドバイザーを務める松井秀喜氏(52)が新監督に就任すると発表した。監督就任の経緯はもちろん、前日のドラフト会議で「米国挑戦」を事前に会見で公表した横浜高・織田翔希投手(18)をドラ1で電撃指名したこととの関連性に注目が集まっているが、果たして――。

 会見で巨人の山口寿一オーナーは経緯についてこう述べた。

「ジャイアンツのレギュラーシーズンの全日程が終了した後に松井監督に要請をいたしました。それで数日後というか、ほぼ1週間後でしょうかね、に受諾の答えをいただいたという経緯です。私は今季色んなことがジャイアンツありまして、ジャイアンツにとっては一つの危機であった年だと思っております。そこを力強く乗り越えて、強いジャイアンツにしていくには、松井監督にお願いするしかないと思って要請をしたという次第です」

確かな情報が漏れて

 阿部慎之助前監督(47)が5月、18歳の長女に対する暴行容疑で現行犯逮捕(後に不起訴)された翌日に辞任。阿部前監督と同じ中央大OBの橋上秀樹監督代行(60)がチームを引き継いだが、セ・リーグ2位に終わりクライマックスシリーズもファーストステージで敗退した。

「実は松井新監督就任の話は最近になって取りざたされていました。が、個人的に当初は全く予想していませんでした。どこかのタイミングでやるとしてもまだ先かな……と。相当なレベルのかん口令が敷かれており、確かな情報が漏れてくることはなかったですね」

 と、スポーツ紙デスク。監督人事は各方面でさまざまに噂されてきた。

「個人的には球団OBで監督経験者の高橋由伸氏が指揮を取ると見ていましたが、巨人の全日程が終わっても新監督して発表されず、ドラフト会議も監督空席で迎えました。母校・慶応大野球部関連の集まりに出席するなど、割と公のイベントにも顔を出していたのですが、“オファーを受けていない”旨を示していました。加えて、高橋氏周辺からは“阿部前監督が就くのでは”などといった情報も出ていましたね」(同)

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