だから「織田翔希」を強行指名したのか…巨人「松井秀喜」新監督の今後を占う初仕事は“メジャー志望のドラ1”の説得 巨人OBは「松井さんと言えども簡単な仕事ではない」

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織田投手を説得する“使命”

 23日に松井氏の会見が開かれると、記者が織田の強行指名について質問。松井氏は「どの選手を指名するかは知らなかった」と説明した上で、「久しぶりにドラフトを見てゾクッとした」、「世界一のピッチャーになる可能性がある選手と契約できるかもしれないチャンスをもらえた」と獲得に意欲を見せた。

「ただ、織田投手の獲得に関しても私は心配のほうが強いのです。確かに松井さんはヤンキース、エンゼルス、アスレチック、レイズの4球団に在籍しました。アメリカでの生活経験も豊富で、織田投手に伝えられることもたくさんあると思います。しかし松井さんがメジャーでプレーした期間は2003年から12年で、織田投手が生まれたのは08年。織田投手にとって松井さんは『リアルタイムで見ていた選手』ではありません。この事実は意外に悪い影響を与える気がして仕方がないのです」(同・広澤氏)

 広澤氏は「何より会見での織田投手はメジャー行きに強い意欲を示していました。彼を翻意させるのはそう簡単ではないように思えます」と言う。

失敗のリスク

「織田投手の説得は監督としての“本業”ではありません。とはいえ、もし松井さんが織田投手と面談し、巨人入団に失敗してしまうと、やはりケチが付いたような状態になるでしょう。新監督にとっての最初の“仕事”が失敗で終わるのは幸先がいいとは言えず、それを心配しています。もし巨人のフロントが松井新監督の説得を前提に織田投手を強行指名したとすれば、少し考えが甘すぎるのではないかと思います」(同・広澤氏)

 後編【元巨人4番が指摘する「松井秀喜」新監督の“不安材料”…「指導者の経験がほぼない」ことよりも危惧される“チームを勝利に導く資質”とは】では、巨人の監督のうち、コーチを担当した監督と、コーチを経験しなかった監督の違い、監督には必須な“勝負勘”の意外な現実などについて詳しくお伝えする──。

デイリー新潮編集部

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