「FA戦線」で“主力選手”の去就が注目される「広島とは別の球団」…エースの故障に加えて外国人選手の流出危機 “藤浪晋太郎に関心”との報道も

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気になるFA権取得選手の動向

 横浜DeNAベイスターズから事実上の戦力外通告を受けた藤浪晋太郎(32)に、オリックスバファローズが興味を示しているという。今季の藤浪の一軍登板は僅か3試合で、防御率は6点台だ。計10イニングを投げて15四死球と制球難は相変わらずで、他球団のファーム関係者からはこんな評価も聞かれた。

「160キロ超えの剛速球は確かに魅力です。とはいえ、阪神、DeNA、複数のメジャー球団が彼の制球難を治そうとしてきましたがダメでした。藤浪を獲得するとなれば、支配下での契約となり、育成選手の昇格のチャンスを一つ潰すことになります。獲得して戦力にならなかったら、責任問題にもなりかねません」

 怖くて手が出せない、というわけだ。しかし、オリックスは違う。宮城大弥(25)、山下舜平大(24)が故障で戦線を離脱し、今季パ・リーグ最多勝に輝いたアンダーソン・エスピノーザ(28)も2年契約が切れ、他球団が手ぐすねを引いて交渉解禁日を待っている。クローザーのアンドレス・マチャド(33)を含め、オリックスは両外国人投手の慰留に全力を注ぐと表明したが、是が非でも投手の補強が必要だ。しかし、エスピノーザの慰留について球団関係者はこうも語っていた。

「マネーゲームには参加しない」

 この言葉が、国内フリーエージェント選手と外国人選手の大シャッフル劇の始まりとなりそうだ。

「オリックスは左腕の田嶋大樹(30)が国内FA権を取得しました。野手では中川圭太(30)、宗佑磨(30)も取得しています。3人は獲得ハードルの低いBランク、Cランクと思われるので、権利行使すれば他球団も興味を持つでしょう」(在阪記者)

 今季、早い時期から去就が注目されてきたのは広島の床田寛樹(31)、森下暢仁(29)の両投手と捕手の坂倉将吾(28)の3人。20日、マツダスタジアムに現れた坂倉は「球団、監督の気持ちは伝わった」としつつも、今後の残留交渉は代理人に任せると明かしていた。一方、15日の鈴木清明球団本部長との会談について坂倉は、

「残ってほしいみたいなことを言われた」

 と、不満そうな表情を見せていたそうだ。

「FA権を行使して他球団と交渉した後にチームに残る、いわゆる宣言残留も求める趣旨が伝えられたようです。過去、FA宣言した選手のなかにはフロントの言葉足らずが権利行使のきっかけになったケースもありました。ただこれまで、去る者は追わない主義だったカープですが、今季は宣言残留を容認することになっています」(スポーツ紙記者)

 また、千葉ロッテの小島和哉(30)も国内FA権を取得した。レギュラーシーズンの全日程が終了した10月5日、「今日からしっかり考えたい」と権利行使の可能性に含みを持たせた。今季6勝9敗、防御率3.53。しかし、5年連続で規定投球回数をクリアしたイニングイータ―であり、Bランク選手なので他球団もその動向に注目している。

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