「踊る」「救命病棟」に続き「ウォーターボーイズ」も復活…いま見返したい「平成ドラマ」 1位は豪華ゲストが集結した“刑事もの”
2位「東京ラブストーリー」も男性票多め
12票を集めた『東京ラブストーリー』(1991年)は、鈴木保奈美演じる赤名リカと、織田裕二演じる永尾完治らの恋を描き、一世を風靡した。
ランキング内で“唯一”ともいえるトレンディドラマであり、「りかさんが着ていた紺のブレザーにパンツ姿をマネしていました」(49歳女性)といった思い出を語る声も。
意外にも男性8票、女性4票。「当時の鈴木保奈美にすごく大人の女性を感じたから」(47歳男性)という声もあり、奔放な言動など「元祖お騒がせヒロイン」リカの鮮烈な印象が残っているようだ。
1位「古畑任三郎」は、犯人を知っていても面白い
14票で1位となったのは、田村正和主演、三谷幸喜脚本の『古畑任三郎』(1994年~)。中森明菜、SMAP、イチローら、犯人役の豪華さも大きな魅力だ。
冒頭で犯行を見せ、視聴者が犯人を知ったうえで、古畑がどう追い詰めるかを楽しむ構成。犯人との会話に潜む矛盾を拾い、巧みな話術で逃げ道をふさぐ駆け引きは、真相を知って見ても味わい深い。
「田村さんの芝居と三谷さんの脚本が大好き」(47歳女性)、「犯人が分かっていてのドラマ面白かったです」(59歳女性)。49歳男性からも「パターンは無理があったり毎回似たような展開なのに、なぜか面白かった」との声が寄せられた。
謎解きだけでなく、田村の独特な間や語り口、西村まさ彦演じる今泉とのやり取りも、繰り返し見たくなる理由だろう。
「『刑事コロンボ』のような安心感、安定感があって、“ながら見”にもピッタリなのが令和で受ける理由かも。豪華ゲストも魅力で、懐かしい顔を見たいファンも多いのでは。主演の田村さんが亡くなったことでシリーズ続編は作れず、また権利上の都合などで放送されない回もある。そういう意味でも“また見たい”1位のドラマなのかもしれません」
青春の恋を追体験したい人もいれば、名優の演技をじっくり味わいたい人も。年齢を重ねたいま、平成ドラマはまた違った顔を見せてくれそうだ。
では、話題を呼んだ『昼顔』や『池袋ウエストゲートパーク』が上位に入らなかったのはなぜか。後編記事【意外!「IWGP」「野ブタ。をプロデュース」が上位に入らない…いま見返したい「平成ドラマ」に “やんちゃ系” “学園もの”が挙がらない理由】では、宝泉薫氏とともに、名作の評価と「いま見返したい」気持ちの違いを読み解く。
1位『古畑任三郎』(フジテレビ系・1994年)14票
2位『東京ラブストーリー』(フジテレビ系・1991年)12票
3位『踊る大捜査線』(フジテレビ系・1997年)11票
4位『やまとなでしこ』(フジテレビ系・2000年)10票
5位『半沢直樹』(TBS系・2013年)8票
6位『花より男子』(TBS系・2005年)7票
同率7位『白い巨塔』(フジテレビ系・2003年)、『JIN-仁-』(TBS系・2009年)各6票
同率9位『家なき子』(日本テレビ系・1994年)、『ロングバケーション』(フジテレビ系・1996年)、『リーガル・ハイ』(フジテレビ系・2012年)、『あすなろ白書』(フジテレビ系・1993年)各5票
※40代、50代男女300人に調査














