「救命病棟24時」が「月9」では3年ぶりの視聴率2ケタスタート フジが頼れるのは「復活モノ」だけ?
失敗する人気シリーズとは
思惑どおり「救命病棟」は好スタートを切った。ただ、「GTO」の続編も初回こそ6・4%だったが、第2話で4・8%に落ち、第6話では3・0%に。結局、平均4・1%に終わった。
「最初のシリーズが人気だったとはいえ、続編が28年ぶりというのは無理がありました。やはり複数回にわたって放送された人気シリーズでなければ、10年以上の時を経ての復活は難しいと思います。そして『絶対零度』シリーズのような人気シリーズであっても、上戸彩と沢村一樹でリレーした主演を昨年10月期のシーズン5でいきなり沢口靖子に変更したのはファンを裏切る形になったと思います」
第6シリーズとなる「救命病棟」は従来のW主演に戻った。沢村一樹と八嶋智人の出演も第1シリーズ以来の27年ぶりだ。今シリーズはどうなるのだろう。
「恐ろしいことに、江口と松嶋のコンビは見た目だけでなく空気感も第1シリーズからほとんど変わっていないように思えます。『GTO』で松嶋が夫の反町隆史と28年ぶりに共演したのは話題づくりのためのミエミエ観がありましたが、今回はガチンコと言っていいでしょう。今シリーズからの出演となる若手医師役の木戸大聖も好演しています。反抗的な彼の成長ぶりとチームへの溶け込みが高視聴率の鍵となるかもしれません」
心配もある。
「『救命病棟』は医師たちによるスピーディーなチームワークの見事さがウリでした。働き方改革やパワハラについてうるさく議論したのはリアルさを求めたのかもしれませんが、観ているほうにとってはあまり気持ちのいいものではありませんでした。尻すぼみになってもらいたくありませんね」
月9の平均視聴率が2ケタだったのは22年1月期の「ミステリと言う勿れ」(主演・菅田将暉)の11・8%が最後だ。





