「俺たちの箱根駅伝」が視聴率で「VIVANT」に完敗 「大泉洋が大宣伝」でも期待を外した意外な理由
大宣伝がやぶ蛇に
「初回が放送される約1週間前の10月4日、日テレは『スター激突!大泉ボウリング』という3時間の特番を放送しました。大泉洋が主催するボウリング大会という体で、総勢26人の芸能人がその腕前を競うというバラエティです。見届け人として山田杏奈や高橋克典が出演し、プレイヤーにも『俺たちの箱根駅伝』の役者陣が加わり、番宣特番以外の何ものでもありませんでした。ただ、これが意外に面白くて、視聴率は10・0%もありました」
ドラマ本編よりも先に番宣番組が高視聴率を挙げてしまったことになる。
「この日以降、大泉を筆頭とした出演者たちは、日テレの番組に出っぱなしでした」
大泉は局内で寝泊まりしているのではないかと思うほど、連日、日テレのバラエティや情報番組に出演して宣伝に努めた。また、読売ファミリー・サークルは「俺たちの箱根駅伝」の番組写真がプリントされたポケットティッシュとともに、ベンチコートなどが当たるハガキをポスティング。現在、メルカリ等のフリマサイトに大量に出品されている。
「視聴者はボウリングをはじめとする番宣番組だけで満足してしまい、本編を忘れてしまったのかもしれません。冗談ではなく、視聴率というのは視聴者の勘や心持ちに左右されるものです。もちろん、初回放送時、裏番組にTBSの『オールスター感謝祭』があり、奇しくも『大泉ボウリング』と同じ10・0%を取ったことも大きいとは思いますが……」
問題は第2話以降だ。
「箱根駅伝の歴史やコンテンツ力、それに懸ける駅伝スタッフの思いや情熱はよく描けていると思います。ただ、テレビ局といえども社員は1000人強ですから、あんな財閥のような大会議室はありませんし、編成局長が勝手にキャスティングを仕込むなんてこともあり得ない。けれども、池井戸節は全開で心地よさがある。そして『俺たちの箱根駅伝』が描くランナーたちは、エリート校ではなく予選会に落ちた各校からの寄せ集めの“関東学生連合チーム”です。第2話が放送される17日はこの予選会が開催される日でもあり、日テレが中継します。朝8時25分からの番組ですが、例年10%前後の視聴率を取る人気コンテンツで、ドラマの後押しをする可能性はあると思います」
当然、予選会でもドラマの番宣が行われるはずだが、それはほどほどに……。







