【岐阜ケーキ店放火殺人】接点は“亡夫の葬儀”だった…女性店主と死亡男性(70) 「ケーキで幸せに」開店20周年目前の惨劇
「ケーキで幸せに」
「私はここに開店当初から通っていましたけど、さとちゃんから、そんな話は聞いたことがありません」
と、供花に訪れた60代の女性が言う。
「さとちゃんは昔から、“地元の人たちとの関わりを大事にして、ケーキで幸せにしたい”と言い続けてきました。人当たりがいいから、お子さんの誕生日会や記念日などでも、みんながお店を使っていました」(同)
とにかく洋菓子一筋だったといい、
「商工会にアプローチし、地元の特産品の柿を使ったケーキを開発したこともありました。約8年前に旦那さんと死別しましたが、私たちには悲しい顔を見せませんでした。その葬儀で林社長と知り合ったと聞いています。旦那さんの死によって、二人の人生は交錯してしまったんですね」(同)
林氏の知人が語る。
「彼は自治会長として地域の人たちとうまく接していましたし、事業も順調でした。事件に関与したとされること自体、信じられません。林さんのご家族からは“ケーキ店のオーナーさんとは家族ぐるみでお付き合いさせてもらっていた”と聞きました。それだけの関係だったと信じています」
この知人が続ける。
「2年前に出した宗教関連本の第2弾を年内に出すため、校正作業の真っ最中でした。本の仕上がりをとても楽しみにしていた彼が、仮にトラブルがあったとしても、放火などするはずがないと思うのですが……」
当事者がこの世から去り、開店20年の惨事の真相究明は遠のいた。









