“ホルムルアルデヒド漬け白菜”に中国人も吃驚…「毒ギョーザ」「下水油」の悪夢再来に専門家は「氷山の一角でしょう」 韓国では“中国産キムチ”パニックに
河北省の張家口市は中国北部に位置している。市北部は内モンゴル自治区と、南東部は北京市と境を接している。古くから交通の要衝として知られ、遊牧民族と漢民族が行き交う“接点”として機能してきた。中国内地とモンゴル高原を結ぶ「玄関口」であるのと同時に、華北を北方の遊牧勢力から守る「軍事上の一大拠点」でもあった。そのため、北京市北部から張家口市にかけては、明の時代に築かれた万里の長城が今も連なっている。
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ご存知の方も多いだろうが、この張家口市で白菜を巡る大騒動が発生し、中国だけでなく韓国や日本にも衝撃をもたらしている。担当記者が言う。
「張家口市の康保県で、発がん性があるホルムアルデヒドを含む溶液に白菜を浸して出荷していたことが明らかになったのです。ホルムアルデヒドの水溶液はホルマリンと呼ばれ、遺体や生物標本の保存に使われています。発端はインフルエンサーがSNSに告発動画をアップしたことに遡ります。畑で収穫した白菜をトラックに積む際、液体に浸す様子を撮影したのです」
反響は大きく、地方政府は調査に乗り出した。最終的に業者が「鮮度を保つためにやりました」と認めた。
「8月22日に地方政府が『動画の内容は事実だった』と発表すると、中国だけでなく韓国や日本でも報道されました。中国の主要な経済・金融専門メディアの『第一財経日報』はコスト削減の問題を指摘しています。夏場の白菜は2、3日しか保ちませんが、コールドチェーン(低温流通体系)で0~3度を維持すると10日以上に伸びるのだそうです。ところが冷蔵トラックの運賃は普通のトラックより約5割高いので、コスト削減のためにホルムアルデヒドを使った可能性があると報じました」(同・記者)
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