「食品ロス削減」「SDGs」が浸透しても“キャベツに虫の喰った跡”があれば「返金しろ!」 スーパーに“高品質できれいな農作物”だけが並ぶことへの違和感
筆者は秋田県の出身なので農家の知り合いが多い。彼らに取材をしていると、農作物に対する消費者のカスタマーハラスメントや無茶な要求が年々増えており、それが農業関係者の悩みの種になっていると感じる。
もっともわかりやすく、深刻なのは「虫」関連の問題である。キャベツや白菜など、多くの野菜は屋外で栽培するため、どんなに気を使っても虫がついてしまうことは避けられない。だが、今や少しでも中に芋虫が入っていたり、葉に虫食いの跡があるだけで「返金しろ!」と、激怒する消費者が多いそうだ。...
