バイト中に「親から許可されているんで」とタバコ 「報酬10万円」で栃木強盗殺人事件を起こし16歳で人生を棒に振った少年Aの「思慮の無さと家庭環境」

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 なぜ少年たちは後先考えず、甘い囁きに乗り、人生を棒に振る凶行に走ってしまうのかーー。今年5月、栃木県上三川町で女性(69)が殺害された強盗殺人事件の実行犯4人は全員16歳だった。逮捕された少年Aの知人たちの証言を振り返りながら考えてみたい。(2026年5月20日配信した記事を加筆・修正しました)

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飼い犬までナイフで「口封じ」

 凄惨極まりない犯行だった。5月14日午前9時過ぎ、突然自宅にいたところを少年4人に襲われて殺害された富山英子さん(69)の死因は出血性ショック。致命傷となったのは臓器に達するほど深い胸部への刺し傷だが、それ以外にも20カ所以上に及ぶ刺し傷や打撲痕があった。少年たちは家で飼われていた愛犬までもナイフで首を刺して殺した。

 それでいて計画性のない犯行だった。4人のうちの2人は逃走車に乗れず現場に取り残され、うち一人は犯行の30分後に、緊急配備された警察官によって逮捕。その少年の供述から発生後3日以内に次々と、実行犯全員と現場指示役だった竹前海斗(28)・美結(25)両被告が捕まった。30日には、リクルーター役だった少年も確保。

 現在、逃亡しているのは、首謀者と見られる、事件直後に東南アジアに出国して国際手配中の益田和彦容疑者(48)のみである。

 相模原市内に住む高校2年生だった少年Aの知人は、Aの人となりをこう答えた。

「タバコを吸ってイキがってはいましたが、ガタイは良くないし、とても人を殺めるような子には見えない普通の子。友人に誘われて、深く考えずに参加してしまったのではないか」(地元の知人)

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