熊本地震は南海トラフ地震の前触れか? 「活動期に入っている状態」「今回の100倍以上のエネルギー」
不思議な状況
南海トラフと同じく、人々の関心を集めているのが首都直下型地震である。西村氏も長尾氏も、今回の地震と首都直下型についての関係をきっぱりと否定する。
しかし、
「現在、日本列島全体で地震が非常に起きやすい状況にあるのは間違いない」
と、長尾氏は警鐘を鳴らすのだ。
「例えば昨年12月に震度6強を観測した青森県では、以降やや強い地震が何度も発生しています。今年4月には長野県大町市を中心とした群発地震がありました。よく東京だけが免れているなと思う不思議な状況です。最後に起こった首都直下型地震は1923年の関東大震災。首都は人が多く人工ノイズが満ちているため地震観測がやりにくいのですが、私は切迫しているのではないか、と考えています」
いかなる地震も“対岸の火事”ではない。
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