結成12年目で大ブレイク「M!LK」は“国民的アイドル”にのぼりつめるか? 男性アイドル戦国時代を勝ち抜く5人の個性に“令和のSMAP”を期待する声も

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俳優業に進出して…

 そんなM!LKの知名度を大きく押し上げることになったのが、佐野勇斗の俳優としての活動だった。21年の鈴木亮平主演(43)のTBS系ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」とその後公開された劇場版では、救命救急医療チーム・TOKYO MERの一員である徳丸元一役を演じた。

 23年にはSnow Manの目黒蓮(29)とドラマ・映画で共演。翌24年、NHK連続テレビ小説「おむすび」、今年1月期のテレビ朝日系ドラマ「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」、放送中の松本若菜(42)主演のTBS系ドラマ「君の好きは無敵」などに出演している。

「佐野さんは自身の知名度が上がっていく中でも、自己紹介では『M!LKの佐野勇斗です』と言い続けていました。また、出演した映画『六人の嘘つきな大学生』(24年)の現場では、“M!LKポーズ”を流行らせていたことを共演者が明かしています。グループ思いの佐野さんですが以前、他のメンバーに『毎日YouTubeを投稿しよう』と提案して説得。しかし、失敗したことも明かしています」(テレビ局関係者)

 確かに佐野の俳優としての成功は、M!LKにとって大きな追い風になったようだが、それだけで現在のブレイクに結び付いたわけではない。むしろ重要なのは、佐野以外のメンバーたちも、それぞれの“武器”を磨き続けてきたことだという。

「昨年、自身がプロデュースするブランドを手がけた山中さんはビジュアル担当。学習院大卒の曽野さんは関西弁で、バラエティーへの適性が抜群です。その一方で、気象予報士の資格取得に向けて猛勉強中。吉田さんはリーダーにもかかわらず、いじられキャラ。塩﨑さんは身体能力が高く、特技はアクロバット、ダンス、器械体操。パフォーマンスでは、その能力を最大限に発揮しています」(同前)

 M!LKは「佐野勇斗が売れたグループ」ではなく、佐野が俳優として知名度を上げる一方で、ほかの4人もそれぞれ異なる個性を磨いてきた。そこに「イイじゃん」「好きすぎて滅!」という、現在の若者の感性に合った楽曲が重なった。そしてもう一つ、見逃せないのが、男性アイドルを取り巻く芸能界の環境が変化したことだという。

「嵐・二宮和也さん(43)のTBS系の冠番組『ニノなのに』にもグループで出演しています。二宮さんにも気に入られているようですが、かつて男性アイドル市場では旧ジャニーズ勢の存在感が圧倒的でした。そのため、ほかの事務所に所属する男性グループがブレイクするには、なかなかきっかけをつかめない時代もありました。しかし、現在は複数の事務所の男性グループが次々と存在感を高めています」(芸能記者)

 嵐は今年5月いっぱいで活動を終了。その結果、現在の男性アイドル市場では、韓国の男性グループも含め、さまざまなグループがしのぎを削る戦国時代となっている。

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