百貨店が「アニメ」「漫画」「ゲーム」を大展開する理由…オタクコンテンツは海外の高級ブランドと肩を並べたのか

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「アニメイト」の出店は増える可能性も

 おそらく、今後、百貨店へのアニメ・漫画関連のショップの出店は加速すると思われる。特に、「アニメイト」の出店は今後も増えるのではないかと筆者はみている。「アニメイト」はアニメグッズだけでなく、漫画の単行本も扱うため、書店の機能も持っている。“書店難民”に陥っている地方在住者にとっては、これほどありがたい存在はないからだ。

 アニメショップは、海外と国内、両方のファンを集客できるのが最大の強みである。また、最近では家族みんなでアニメや推し活を楽しむケースも増えているため、アニメショップが出店すれば、ハレの場としての百貨店が復活する可能性も大いにあり得る。そういう意味では、オタクコンテンツほど、百貨店に求められているものはないのかもしれない。

 また、地方の中心市街地にとっても、再生のきっかけになり得るかもしれない。昭和の時代は、集客力がある百貨店の周囲に商店街が形成される例が多かった。しかし、集客の柱だった百貨店が閉店すると、その周囲の個人商店も軒並み閉店してしまい、シャッター通り化してしまう例が続出したのである。

 アニメショップが百貨店に入れば、中心市街地に若者や家族連れを呼び込む起爆剤になる可能性が高い。百貨店と地方の未来を救うのは、オタクコンテンツなのかもしれない。

ライター・山内貴範

デイリー新潮編集部

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