「ギターの音が5分以上出ない」「銀テープで会場付近一帯が停電」…THE ALFEEが振り返る“夏イベ40回”の珍事件
秩父の夏
桜井「夏、というと2人と同じようにライブの思い出が一番だけど、子どもの頃の夏も思い出しますね」
坂崎「桜井の実家の秩父だと、川遊び、涼しさ呼ぶ魚のつかみ取りとか?」
高見沢「(吉田)拓郎さんの『夏休み』の世界だね」
桜井「あと街路灯に虫がいっぱいいてさ。今はあまりいないよね。虫も少なくなったのかな、あんな田舎でも本当にいなくなった。これって気温も関係しているみたいだよね、35度を超えると蚊とか虫も出てこなくなるんだって」
高見沢「え!? 蚊も熱中症になるの(笑)」
桜井「30度から32度くらいがちょうどいいみたいだよ。35度になるとゴキブリもカメムシも出てこないってさ」
近年の野外は「無理」
高見沢「昔は昼間暑くても、夕方になると風が吹いてきて涼しくなって。俺たちが野外で夏イベをやっていた頃は、日が落ちてきて夕景になって……」
坂崎「そこに、ステージの照明が入ってね」
高見沢「そういう感覚だったけど、今はもう野外でライブをやるのは無理だよね」
坂崎「自分たちも無理だけど、お客さんはもっと無理。開場時間が14時くらいになるでしょ、その時間だと熱中症で体調を壊すよな」
高見沢「今はアリーナとか屋内になったけど、仕方ないよね。場所の問題もあるし、昔に比べて音に対する問題も大きくなったしね」
桜井「俺らは音、デカいからなぁ(笑)」
高見沢「あとさ、台風で強風が吹く中にイベントやって、会場で飛ばした銀テープが会場外に飛ばされて、電線に引っかかって会場付近一帯が停電になったこともあったな」
坂崎「スタッフが近隣住民の家を一軒ずつ直接回って謝罪をしたんだよね」
高見沢「近隣にお住まいの方にもご迷惑をおかけしたし、翌日の新聞の社会面にも掲載されたからね。でも、今ならもっと大ごとになっていたかもしれないね」
――40回目の“夏イベ”を前に、半世紀以上をともにしてきた3人は、初めての野外ライブや今では考えられないハプニングを振り返った。だが、70歳を超えた彼らが語り合ったのは夏の思い出だけではない。【後編記事】「僕らは優柔不断を絵に描いたようなバンド」…THE ALFEEが語る“愛の免許返納”と手放せない愛車の歴史では、新曲『Crossroad―愛の免許返納―』にちなみ、3人の恋愛観や免許、手放せない愛車への思い、さらにホールコンサート3000回を超えた先について聞いた。






