高市首相の参拝も注目の「靖国問題」 根本には「死者」への考え方の違いがあるという養老先生の指摘
8月、多くの日本人が亡くなった人に手を合わせ、思いを馳せる。帰省してご先祖さまに近況を報告する。生前、迷惑をかけられた相手であっても、故人に対しては寛容で水に流すという人も少なくない。死んだら神様、ホトケ様だという考えだ。
しかしこれは決して世界標準ではない。
「死について考えると、あんがい安心して生きられます」――そんな考えから、養老孟司さんが「死」について語った一冊『死の壁』。その中に死者についての考え方の違いが靖国問題の根底にあるのでは、という見方が述べられている。...

