熊本地震で広がる心ないデマ 誤情報拡散が広がったのは東日本大震災からだった――陰謀論から「自衛」するための情報的健康法とは

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 誰もが自由に情報を受発信できるインターネットは人類の生活に大きな恩恵をもたらす一方、偽情報や陰謀論の拡散、社会の分断といった深刻な問題を次々と生み出している。先月の熊本地震発生後もSNS空間ではデマ動画などが拡散されている。計算社会科学の視点からネット上の情報拡散や炎上、偽情報問題などを研究する東京大学大学院の鳥海不二夫教授に聞くと、その意外な契機として東日本大震災をあげる。

 2000年代初頭の「Web2.0」時代には、インターネットを通じて誰もが平等に競争や協力ができる明るい未来が語られていた。...

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