「何にも食べていないのに、吐いてしまい…」 被災者が明かす熱中症の恐怖 「救急車を呼んだけど、電話がつながらない」

国内 社会

  • ブックマーク

「これは命はないわと思ったね」

 7月28日に発生した熊本地震で、辛うじて一命をとりとめた被災者たちの中には、この世の“生き地獄”と呼んでも差し支えないほどの恐怖を味わった人もいる。

 ***

 家屋倒壊が多発した氷川町野津地区に住む白丸弘幸さん(71)は、こう振り返る。

「前回の熊本地震は縦揺れだったけど、今回は比べものにならないほどの横揺れだった。誇張ではなく、自宅で俺が座っているソファーが動かないまま、床だけが一瞬で左に2メートルくらいスライドしたような感じだった。...

つづきを読む