橋から飛び込む「川ガキ」たち 高さ12メートルからのダイブも…令和の時代、文化と安全はどう両立?
川ガキが育つ
新橋が架かる郡上市・旧八幡町出身の50歳男性は「私も昔は飛び込んでいた」として、こう述懐する。
「ジャンプイベントが行われるようになったのは、私が大人になってからだけれど、飛び込みは昔からあって、上級生から下の子たちに受け継がれていた。そもそも夏休みには学校のプールなんて行かずに、川へ遊びに行っていて、そういう子どもたちは『川ガキ』と呼ばれていたね。水もきれいだし、子どもの度胸試しという部分もあって、一種の文化的側面はあるよね」
実は「川ガキ」という言葉は、先に紹介した四万十川財団のホームページにも登場し、四万十川周辺でも使われている言葉のようだ。財団によると、平成初頭あたりから川ガキは減ったというが、
「四万十川が清流で有り続けるためには、人々が川に関心を寄せ続けることが最低限必要であり、川ガキはその原点」(財団)
とも指摘する。
「川で遊ぶことで、川を好きになり、好きな川を守っていこうという意識が芽生えます。川遊びは川と関わる暮らしの導入でもあるため、川ガキは四万十川に欠かせない文化です」
安易な川遊びや飛び込みが事故につながりかねないことは論を俟たない。一方、規制だらけの世の中で、こうした飛び込みなどの遊びの文化を受け継ぐ重要性を考えてみる価値は、あるかもしれない。
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