なぜ私たちは下駄を履かないのに「靴箱」ではなく「下駄箱」と言い続けるのか

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 下駄を履く人はほとんどいないのに、なぜか私たちは今も「下駄箱」と呼ぶ。

 国際日本文化研究センター所長の井上章一氏は、かつては役所や百貨店などの公共スペースも土足禁止だった歴史から、その理由を読み解いている。以下、新刊『日本人はなぜ家で靴を脱ぐのか 土足禁止の精神史』(新潮選書)から一部を再編集して紹介する。

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 下駄箱という言葉がある。今でも生きている。現代人が、しかしあそこへ文字どおりの下駄をおさめることは、あまりない。...

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