ひこにゃん「生みの親」が明かすキャラクタービジネスの実態…いまもクリエイターは「とんでもない低価格で、クライアントに著作権が渡る契約をつきつけられています」

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思いに共感していただける人と仕事がしたい

――生成AIとは違う、クリエイターの人間としての魅力や価値を発信していくことは大事でしょうね。もへろんさんは今後、どんな活動をしていきたいと思っていますか。

もへろん:私はキャラクター作家としての仕事も続けますし、抽象的なアートも描いています。今は商業と芸術の両輪でやっていこうと思っています。特に、アートは海外でもチャンスがあると手ごたえを感じています。日本だけでなく、海外にも視野を広げて、クリエイターとして活動を続ける道を探っていけたらと思っています。

――もへろんさんはトラブルに巻き込まれるイメージがどうしてもありますが、言うまでもなく、長く信頼関係を築いて仕事をしているクライアントもたくさんあります。仕事も引き続き募集しておられるそうですね。

もへろん:もちろんです。ここまでトラブルに発展した記憶に対しての負のコメントばかりでしたが、これまで長くお付き合いしていただいている企業や団体のみなさんには、著作権だけでなく、一人の人間として十分に尊重をしていただいております。

 今後も協力していきたいと思いますし、一緒に魅力的なコンテンツを作っていきたいです。

――私は、もへろんさんは、ご自身のキャラクターを描いても上手いのですが、他の方が生み出したキャラクターを描いても魅力的だと思うんですよね。

もへろん:嬉しいですね。自分のオリジナルも、他の方が生み出したキャラクターも、とにかくキャラクターを描くのは好きなんですよ。ぜひお声がけいただけるとありがたいです。

第1回【京都タワー「たわわちゃん」をめぐって運営会社を提訴…「ひこにゃん」生みの親が語るクリエイター軽視の風潮「いまだに著作権を主張することが“わがまま”と捉えられる」】では、人気クリエイター・もへろん氏に、キャラデザインの仕事を依頼してきた会社となぜトラブルになってしまうのかについてや、そうしたトラブルにならないための対策などについてご自身の経験を振り返っていただきながら語っていただきました。

ライター・山内貴範

デイリー新潮編集部

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