なぜ「高校生襲撃ハンマーおじさん」はネットでヒーローに祀り上げられたのか…暴走ネット民が無関係の飲食店に“お前の息子が悪い”と「電凸」する2次被害も

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インプレッションを稼ぐ目的の自称ジャーナリスト

 この話を聞いて、最近、球界を揺るがせた騒動を想起した人は多いのではないか。阿部慎之助・巨人前監督が自宅で娘に暴行し、監督を辞任した事件である。あの時も阿部氏の復帰を求める署名運動が起きた。同時にネット上では、警察や児童相談所、そして本来、守らなければならないはずの被害者である18歳の長女をバッシングする声が溢れかえった。

「衝撃的なニュースが起きると、無関係の人たちがメディアと“逆張り”の論陣を張り、攻撃的になる事象が増えてきた。承認欲求を満たしたりインプレッションを稼ぐ目的のインフルエンサーたちが煽り立てている一面もあります」(社会部デスク)

 無論、トラブルのきっかけを作った高校生らに非がないわけではない。誰だって朝から家の目の前でたむろされたら迷惑に思うし、不愉快であろう。だが、金づちで無防備な相手を殴る暴力など絶対に許されることではない。ましてや、前編で伝えた通り、高林容疑者は3年前にも同じ過ちを犯していた過去を持っている。窃盗を繰り返していた可能性がある、ヒーローの対局にいるような男なのである。

 高林容疑者が窃盗容疑で再逮捕される1週間前、母親に話を聞こうとインターフォンを鳴らしたが、「もう結構です」と返すのみだった。

 前編【ネットでヒーローになった“刺青みっちり”「ハンマーおじさん」は警察にマークされていた”手練れの窃盗犯”だった 地元民は「高校生は暴走族でない」と減刑署名を疑問視】では、高林容疑者が再逮捕された窃盗容疑の詳細や「被害にあった高校生たちは暴走族ではなかった」と語る複数の近隣住民の証言を伝えている。

デイリー新潮編集部

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