警察を恐れず、反社のシノギにまで食い込む “不良外国人”の実態…やりたい放題の一方で、唯一、「ヤクザ」だけを恐れる意外すぎる理由
第1回【「日本人を儲けさせても意味がないでしょ」…税金もみかじめ料も払わない“不良外国人”が日本の裏社会で存在感を増す理由 「同胞のコミュニティだけでカネを回している」】からの続き──。日本の裏社会では近年、暴力団の弱体化が様々な影響を及ぼしている。その1つに、一部の不良外国人が非合法活動を独自に展開し、犯罪収益を手に入れるだけの組織力を手に入れたことが挙げられる。彼らを指す“輩(やから)外国人”というネットスラングも徐々に広まりつつある。【藤原良/作家・ノンフィクションライター】(全2回の第2回)
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不良外国人の増加は、特定の外国人コミュティに限った話ではない。どこのコミュニティでも同じように認められる現象だ。警察庁の統計を見れば、在留外国人による犯罪はベトナム人と中国人が突出して多いが、それは検挙された者のデータに過ぎない。
警察に捕まらず、つまり統計のデータとして姿を現すことなく、犯罪行為や違法行為を繰り返している不良外国人は、読者の皆さんが想像する以上に多いはずだ。
2010年から全国各地で「暴力団排除条例」が施行され、裏社会に衝撃を与えたことは記憶に新しい。さて、長きにわたって裏社会の取材に携わってきた筆者としては、これに半グレやトクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)、そして不良外国人に対する規制も付け加えてもらえないものだろうか、と思ってしまうのだ。
勘のいい人ならもう気づいているかもしれないが、これまで暴力団は「カタギを喰うことも厭わない」という姿勢でシノギを稼いできた。ところが今、その暴力団は弱体化している。代わりに進出してきたのが“不良外国人”や“輩外国人”だ。
不良外国人は同胞のホステスを飼い慣らし、食材・雑貨店やレストラン、旅行代理店にまで進出している。また、日本人が経営する会社の起業や倒産を利用してM&Aを繰り広げ、日本人に資金を提供したり、融資を行ったりする無登録の金融業も営んでいる。さらに違法賭博や買春にも手を染めている。
「ヤクザ」を恐れる不良外国人
こうした“ビジネス”は、一昔前なら暴力団、特に経済ヤクザ、企業舎弟と呼ばれた面々が得意にしてきた分野のシノギだ。それを今では不良外国人が展開している。
お祭りや花火大会などに出かけると、昔ならテキヤの露天商が軒を連ねていた。ところが近年では半分以上が外国人の露天商だ。神社の参道で外国人がたこ焼きを作っている姿を目撃し、驚いた方も多いのではないだろうか。
かつてはカタギを尊重しない暴力団が存在したように、日本人を嘲笑し、蔑む不良外国人もいる。多くの場合、彼らの母国では外国人が堂々とカネを作ることは不可能だ。絶対的に“自国民ファースト”なのだ。
ところが、日本なら何でもできる。あろうことか積極的に手伝ってくれる日本人もいる。不良外国人は上辺だけの「アリガトウ」で周囲の日本人を味方に付けるが、内心では「日本人はバカだ」と軽蔑している。
日本の警察にすら恐れを抱かないのが不良外国人である。まして日本人に感謝するはずがない。ところが、そんな彼らも、脅威を感じる日本人の組織がある。それは「ヤクザ」だ。
本当に不思議なのだが、不良外国人で「ヤクザと暴力団は別の組織」と認識している者は多い。彼らにとって暴力団は、彼らのよく知るマフィアやギャングと同じだ。
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