25歳で死んだ天才評論家が明治日本に叩きつけた「愛国心なんてくだらない」という宣戦布告
132年前の今日、すなわち1894年5月16日、一世を風靡した評論家で詩人の北村透谷が、25歳の若さで縊死した。その透谷が引き起こした有名な論争が、「人生相渉(そうしょう)論争」である。
自らの能力を、国家や政治のために捧げるべきか、超俗的な精神活動に使うべきか――明治日本の文学界を二分した大論争のゆくえとは?
文学研究者で、上智大学教授の木村洋さんの新刊『「蒲団」の時代:自然主義とは何だったのか』(新潮選書)から一部を再編集して紹介します。
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