「頭を叩かれても足を引っぱられても、それでも出てくるのが才能」反骨の美術家・篠田桃紅との思い出

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 墨などの日本画の画材を使った革新的な作品が、日本よりも早くアメリカで認められた抽象美術家の篠田桃紅(1913―2021)。晩年は『一〇三歳になってわかったこと』などのベストセラーでも話題になった。その桃紅の甥にあたる建築家の若山滋・名古屋工業大学名誉教授が、先ごろ上梓した『漢字文化圏の興亡 中国の限界、日本の前途』の中で、今なお根強い人気を誇る桃紅との貴重な思い出を綴っている。若山氏の人生に大きな影響を与えた桃紅と映画監督の篠田正浩、二人の文化創作者との交流を同書から抜粋して紹介しよう。...

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