若手歌人から絶大な支持「穂村弘」がデビュー40年を迎えても「軽やか」でいられる理由
1986年、連作「シンジケート」で第32回角川短歌賞次席となった穂村弘。それから40年、「いまの若手歌人にとって短歌の世界は穂村弘から始まる」と言われるほど絶大な人気を維持している。
穂村弘はなぜ40年もの長きにわたり新世紀の短歌界をリードし続けているのか。宮中歌会始の選者を務める歌人・三枝昻之さんが、105首の名歌を選んで解説した新刊『百年の短歌』から、一部を再編集して紹介しよう。
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秋の始まりは動物病院の看護婦(ナース)とグレートデンのくちづけ――穂村弘
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