「高市さんは何もやっていないから支持率が高いだけ」 専門家が数々の問題発言を指摘 「円安でホクホク」「食料自給率100%を目指す」
「何もやっていないから支持率が高いだけ」
元農水官僚でキヤノングローバル戦略研究所研究主幹の山下一仁氏は、
「高市さんの発言は口先だけで中身が伴っていません。00年当時、日本の食料自給率は40%。そこで政府は45%に上げる目標を掲げましたが、今では38%に下がっている。それをどうすれば100%にできるのか。カロリーの高い穀物で、主食である米の増産なくしては無理なのに、高市政権は減反へかじを切った。農産物を輸出へ回すためには、価格を下げ国内で消費する以上に生産しなければいけないのに、どうやったら実現できるというのでしょうか」
高市政権で抜てきされた鈴木憲和農水相(44)は、「おこめ券」で話題になったように、JAや零細農家を守る農水族。米価暴落を避ける減反を支持し、農家の大規模化、輸出拡大には消極的であることで知られる。
選挙後、NHKの選挙特番で内閣改造について問われた高市氏は「今の閣僚はいいチーム」と口にして、大幅な人事刷新には手を付けない意向を示している。
ジャーナリストの鈴木哲夫氏は、
「高市さんは危うい発言が多い政治家です。なのに、どうして人気が高いかといえば、石破政権の反動でしょう。何かやってくれると期待したのに、何もやれなかった前政権と比べて、高市さんはヤル気に満ちていると思われた。とはいえ、まだ彼女は何もやっていないから支持率が高いだけ。実際に一つ一つ政策を進めていけば、再び危うい“高市発言”が出て、旧統一教会問題などで説明責任を果たしていないと思われたら、一気に支持率は変わってくると思います」
支持を得ようと笑顔を振りまくのは得意でも、笑えない結末に日本を導くのはご免被りたいものである。
前編では、高市首相の消費減税に対するスタンスや、実際に減税を行うつもりがあるのかなどについて報じている。





