広島・羽月が「ゾンビたばこ」使用容疑で逮捕! 逮捕された現役選手の“事件簿”を振り返る
今季レギュラー獲りが期待されていた広島の内野手・羽月隆太郎が「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」を使用したとして、医薬品医療機器法違反で逮捕された。現役プロ野球選手が逮捕される事件はファンにも大きな衝撃を与えたが、過去にもさまざまな容疑で逮捕された選手たちが存在する。【久保田龍雄/ライター】
「大麻をやっている」という情報が
違法薬物といえば、1988年に近鉄の主砲、リチャード・デービスが大麻取締法違反容疑で逮捕された事件が思い出される。
デービスは同年6月7日、大麻樹脂14グラムを写真フィルムのケースに入れて大阪市内の自宅居間に置いていたところを厚生省近畿地区麻薬取締官事務所神戸分室の取締官に発見され、現行犯逮捕された。
取り調べに対し、デービスは「知人から傷を治す薬だと聞いてもらった。大麻だとは知らなかった」と供述した。だが、自宅居間からパイプ3本が押収されたことから、常習者と見なされた。
球団は6月27日、「不適格選手」に相当するとしてデービスを解雇、日本球界から永久追放になった。
2020年7月10日には、ロッテの投手、ジェイ・ジャクソンが大麻取締法違反容疑で広島県警に逮捕された。7月7日の西武戦の試合後、同県警が千葉市内の自宅を家宅捜索したところ、大麻を液体状に加工した大麻リキッド数本が発見された。
ジャクソンは16年から3年間広島に在籍し、セットアッパーとしてリーグ3連覇に貢献したが、当時から「大麻をやっている」という情報が流れており、マークされていたようだ。翌8日の試合前に本人から契約解除の申し出があり、球団側も9日に受理、逮捕された時点で退団していたので、元選手の扱いになった。
ロッテの助っ人では、16年に入団したヤマイコ・ナバーロも2月20日、那覇空港で手荷物検査を受けた際に拳銃の実砲1発をバッグに所持していたため、銃刀法違反容疑で沖縄県警に逮捕され、球団から4週間の出場停止処分を科せられた。
それ以前にも、中日の投手、マキシモ・ネルソンが2010年2月26日、那覇空港の手荷物検査で実弾1発が発見され、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕されている。こちらも開幕から3ヵ月の出場停止処分を受けた。
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