「家事なんて嫌ならやらなければ」ドライなバリキャリ妻に疲れた…見た目ドンピシャでスピード結婚、2年で離婚を考えた
【前後編の前編/後編を読む】「私はDV夫と命がけで離婚。あなたは?」W不倫の相手に迫られて 結局すべて失った50歳夫の間の悪さ
ものごとにはタイミングというものがある。急がば回れとか急いては事を仕損じるという諺もあるが、一方で鉄は熱いうちに打てともいう。つまりは、その状況に合わせてのタイミングが重要なのだろう。
「特に男女の場合は、タイミングが大事ですね。ずるずるしているうちにすべてを失った僕が今、それを実感しています」
情けない笑みを浮かべるのは本田晃匡さん(50歳・仮名=以下同)だ。こめかみにうっすら見える白髪がダンディな印象だが、その額には苦渋のシワがくっきりと浮かんでいる。悩みに悩み、迷いに迷ったあげく、今は絶望の淵にいるとつぶやいた。
晃匡さんは結婚していながら、44歳のときに恋に落ちた。その彼女とどうしても一緒になりたい、いつか一緒になろうと誓った。だが今は、ひとりになってしまった。
【後編を読む】「私はDV夫と命がけで離婚。あなたは?」W不倫の相手に迫られて 結局すべて失った50歳夫の間の悪さ
出会って3週間でプロポーズ
晃匡さんが結婚したのは29歳のとき。相手は友人から紹介された、1つ年上の結衣さんだった。
「見た目がドンピシャ、好みだったんです。その前につきあっていた3歳年下の女性は、かわいかったけど、実は僕はあまりかわいいタイプが好きではなくて。しかもその彼女、何でも僕に頼りきりで、重荷になって別れたばかりだった。結衣は頭脳明晰でユーモアがあり、見た目もさることながら話していて時間を忘れるほど楽しかったんです」
知り合ってすぐ温泉旅行に誘った。いつもならじっくりつきあって相手を見極めようとするはずの晃匡さんが、結衣さんにはのぼせ上がった。
「旅先でプロポーズ、彼女からもOKをもらってすぐに結婚しました。知り合ってから3週間後だった」
外資系企業で働く結衣さんは多忙だった。出張も多い。晃匡さんはひとりで彼女のマンションに引っ越した。引っ越し当日も彼女は仕事で、帰宅したのは夜9時を回っていた。
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